引き続きまして、順路は台所へ・・・
台所には色々とこの建物などを紹介する、案内板がありまして・・・まぁ何が書いてあるかは
わかりませんでしたが。
この方がドイツの巨匠「ミース・ファンデル・ローエ」です。
こちらの方が施主である、トゥゲンダァトと左側は奥様だと思います。
台所を出たところには、出来上がった料理や食べ終わった食器などを上げ下げするために
リフトが設けられていましたが、80年ほど前からこのような設備が家庭にあったなんて
びっくりでした。それにトイレは水洗でしたし・・・今の日本でこそ水洗は珍しくない設備かと
思いますが、80年ほど前から下水道が完備されていたということなんでしょうね~
ヨーロッパは大昔から上下水道という設備は整っていたようですし・・・昨今の
下水道利用人口普及率はヨーロッパやアメリカなどでは70~90%ほどなのに対して日本は
55%ほどということですから、かなりの差があるのですね・・・。
ここの敷地は緩やかな斜面となっているので、庭は建物から下がって広がっていまして
庭を一回り出来るように砂利の道があります。
館員の方が、「ここからは階段があったりするので、みんなが見学してここに戻って
来るまで、ここで待っていなさい」というようなことを言っていました。外から外観を
見るのも楽しみにしていたのですが、中までは入れたのだから、しょうがないか・・・
ということで、「わかりました、ここで待っています」といったところ、親切にしてくださった
家族の奥様が「それはダメよ、みんなで助けるから一緒に見に行きましょう」と言ってくださって・・・
階段は15段ほどですが、手すりがありまして、その下にも階段が5段ほどあったのですが。
すごく見たかった私は手すりがあるところは自分で降りて、車椅子を降ろしてもらい
手すりの無い部分は後ろ向きで降ろしてもらいまして、外観までも見ることが出来ました。
観光案内などの写真に使われるアングルでの撮影も出来て、ご満悦でした~・・・
そして娘さんが写真撮りましょうか?と言ってくださったので、再びシャッターを
お願いしてしっかりと自分も記念写真を撮ることが出来ました。
庭を一回りして、今度は朝、入った入り口まで登らなくてはいけません・・・
手すりの階段10段ほどは男の人二人で車いすごと持ってもらって上がり、その上
の3階分はあろうかという階段は手すりがあったので、自分で力を振り絞って
登ることに・・・足の力もあまり無いので、手すりだけが頼りですが、娘さんが
後ろから支えながら付いて来てくれて・・・お父さんが私の車いすを上まで
持って行ってくれて、何とか汗かきながら登りきることができ、無事に入り口の
ところまで帰ってきました・・・。
見終えた満足感とともに、親切にしてくださった方々と握手を交わし、そして3人家族の
方としばしお話をして・・・といっても、ほとんど内容は理解できませんでしたが
それでも娘さんはリハビリテーションの病院にいるとか?学校にいるとか?
そのような話の内容だった気がします・・・娘さんは病院関係ということで自分で納得
してみましたが・・・私は日本の建築のライセンスをもっていて、ここを見に
やってきた、それから車いすテニスをやっていて、ブルノにはチェコオープンという
トーナメントに参加するために来たんだと伝えたところ、腕が太いからスポーツを
やっていると思ったわと・・・・お母様が名刺をくださって、メールでもしなさいって・・・
言ってましたので、お礼も含めてメールも出そうと思っています。
それにしても、不安も多少ありながらホテルからこちらに向かいましたが、親切な
人々に会うことが出来て良かったと思い、帰りは人の国境を越えた優しさに
感動して目頭が熱くなりました・・・そして逆の立場になったときは、優しくして
あげられるようになりたいと、そう思いましたね・・・。
ということで、一路トゥゲンダァトの目的は達成されて、ホテルに向かい帰る事に
しました・・・いや~すごい満足感に浸っての帰路となりました・・


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